「生きる力の強い人」

あなたはどのような人を連想しますか?

「弱くない人だよ」このような答えが一般的かもしれません。

弱い人は、本当に生きる力が弱いのでしょうか・・・。

こんにちは。心理カウンセラー佐藤城人です。

冒険家・植村直己さん。五大陸の最高峰に挑み、成功(世界初)。

犬ぞりによる北極圏到達などでも知られます。

この植村さんのコメントです。

「普通の社会人としてやっていく自信がないから、こんなことをしているんです。

本当は、怖くて、怖くて、寒くて、寒くて・・・」

植村さんは、生まれ持っての勇猛な人でもなければ、死を恐れない人でもなかったのでしょう。

このコメントからわかります。自分の弱さや恐怖心から目を逸らさなかったこと。

死と隣り合わせの世界に飛び込んでいく勇気は、

己の弱さを自覚することから得られたのではないでしょうか?

弱さを自覚することは、すなわち謙虚さに繋がります。

ごまかしたり、目をそむけたりせず、それを受け止めることが謙虚さを生みます。

そしてこの謙虚さが、困難を乗り越えるための真のパワーになるのでしょう。

このように考えると、彼の大胆な行動は、この謙虚さに裏打ちされていたことがわかります。

ただ、ここで気をつけることが1点あります。

それは物事に取り組む前に、予め失敗したときの言い訳をしてしまうことです。

例えば、試験の当日に「風邪気味で全然勉強していないんだ」などの発言をしてしまうことです。

自分の弱さに気づき、それを受け入れることと、その弱さへの言い訳をすることとは異なります。

弱いときは、弱くても良いのです。
辛いときは、辛くても良いのです。
怖いときは、怖くても良いのです。

ただ、「なぜ辛いと感じるのか?」

「なぜ怖いと感じるのか?」

この自分自身への問い掛けが、

弱さの克服につながります。

『自分の弱さをごまかさない人』、

これが【生きる力の強い人】だと私は思います。

自分の弱さを強さに変える講座など、行っています。

お気軽にお問合せください。

心理カウンセラー佐藤城人でした。

*なお、失敗したときの言い訳を先にしてしまうことを、
心理学では『セルフハンディキャッピング』といいます。

バックナンバー『こころの壁』(09/15投稿)でも触れています。こちらもご一読ください。

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